日本和文化グランプリ特別賞 展示販売会「凛九」展                   (尾張七宝・漆芸・伊勢一刀彫・伊勢型紙編)

  • 2022.05.09
  • 催事

このたび、順理庵六本木ヒルズ店にて「凛九」展を開催させていただくこととなりました。
今回は凛九から、尾張七宝・漆芸・伊勢一刀彫・伊勢型紙の4人の職人が、風薫る5月にふさわしい軽やかな作品をお披露目させていただきます。
新緑のひととき、伝統工芸の新しい可能性を感じていただけましたら幸いです。

令和四年5月吉日
凛九

「凛九」展(尾張七宝・漆芸・伊勢一刀彫・伊勢型紙編)
会期:令和四年5月17日(火)から5月22日(日)の6日間
営業時間:11時~21時 最終日展示は18時となります
場所:順理庵 六本木ヒルズ店 東京都港区六本木6-10-3
六本木ヒルズ ウェストウォーク3階ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店内
電話:03-5772-5501

■作家在店日
田村友紀:尾張七宝 2022年5月17日(火)12時〜18時
太田結衣:伊勢一刀彫 2022年5月20日(金)15時〜18時
大内麻紗子:漆芸2022年5月22日(日)13時〜18時

プロフィール 
凛九:東海女性職人グループ。
さまざまな工芸の女性職人9人が集まり、女性ならではの感性で工芸を作っている。

出展作家

田村有紀
尾張七宝・七宝作家
明治16年創業の七宝の窯元 田村七宝工芸のゴダイメ
武蔵野美術大学 建築学科にてデザインや人の生き方・暮らし方を学ぶ。在学中から表現の幅を広げるべく七宝制作と同時にライブアーティストとして活動。2015年本格的に七宝職人へ。ブランド立ち上げ、全国伝統的工芸品公募展入選等 受賞多数。2020年個展開催。「宝石のようだ」と形容される七宝。季節感の移ろいや瞬間瞬間の色鮮やかな想いを皆様と共感しあっていけたら幸せです。

大内 麻紗子
漆作家
文化服装学院を卒業後、企業デザイナーとして就職。その後香川県で讃岐漆芸を学び、三重県に移住後は神職が履く浅沓の製造技術を習得する。これまでの経験を生かしながら、伝統的な技法に加え自分なりの表現に挑戦することで、漆に馴染みのない人にまで興味を持ってもらえるようなものづくりを目指しています。

太田結衣
伊勢一刀彫職人
女子美術大学短期大学部と多摩美術大学で彫刻、木彫を学び、2010年 伊勢一刀彫師・岸川行輝氏に出会い弟子入り。
現在は主に全国各地の神社に納める、干支の御守りを制作。年に数回ワークショップを開催し、企業コラボ商品や、暮らしに馴染む「使える一刀彫シリーズ」新しい伊勢一刀彫にも挑戦。そこにあるだけで”ほっこり”できるような一刀彫をコンセプトに『一刀彫 結』を手掛けています。

那須 恵子
伊勢型紙彫師
岐阜県生まれ。2010年に彫師を志し鈴鹿に移住し、彫師 生田嘉範氏に師事。伝統の技を尊び自らの技術を磨くと共にワークショップや街おこしNPOなどで伊勢型紙の普及・振興につとめる。
型紙が『100年先も染め手を支える』存在であり続けられるよう、一工程のみを担う彫師の型にはまらずオリジナル製品を展開し型紙の魅力を広く発信している。

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